キツネウオ

イトヨリダイ科


幼魚:撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-18m 大きさ約20mm


幼魚:撮影 2015年1月:フィリピン・マクタン島 水深-18m 大きさ約30mm


幼魚:撮影 2010年10月:沖縄本島 真榮田岬 水深-10m 大きさ約30mm


幼魚:撮影 2016年6月:高知県大月町柏島 ラスベガス 水深-12m 大きさ約40mm



撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-8m 大きさ約150mm

キツネウオ 学名 Pentapodus caninus 
 スズキ目 / イトヨリダイ科 / キツネウオ属
英名  Small-toothed whiptail
生息域 高知県、屋久島、琉球列島、台湾、南沙群島、フィリピン、インドネシア、
    マーシャル諸島、ニューカレドニアなど

珊瑚礁域の水深が 2m~35mほどにて、成魚の頃は潮通しの良い礁砂底や
砂磯底の中層域を少数匹の群れを成して生息しておりますが、幼魚の頃は
単独で水底近くに生息しております。
成魚の体地色は薄黄茶色にて腹部は白色、体側面に眼のすぐ後方から尾柄部に
かけて黄色の太い縦帯が入り、上唇から目にかけて青水色の縦帯が入ります。
幼魚の頃の体地色は青色にて、吻端から眼の上を通り尾柄部までとその背部に
それぞれ太い黄色の縦帯が入り、頭頂部にも細い黄色の縦線が入ります。


ヤクシマキツネウオの幼魚  学名 P.aureofasciatus
撮影 2016年4月:高知県大月町柏島 勤崎 水深-35m 大きさ約40mm
近似種の ヤクシマキツネウオの幼魚 は、背部の縦帯が頭部で繋がる事で区別が
可能です。

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