クリアクリーナーシュリンプ

テナガエビ亜科

撮影 2008年6月:高知県大月町柏島 ラスベガス 水深-8m 大きさ胴長約20mm



撮影 2013年5月:高知県大月町柏島 後浜 水深-9m 大きさ胴長約20mm


撮影 2012年9月:和歌山県串本町 串本DP前 水深-7m 大きさ胴長約20mm

クリアクリーナーシュリンプ 学名 Urocaridella antonbrunii
十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ソリハシコモンエビ属
英名 Clearcleaner shrimp
生息域 伊豆半島~琉球列島、フィリピン、インドネシア、パラオ、
    オーストラリア北西部、インド洋~西太平洋域など

珊瑚礁域や岩礁域の水深が10m以浅の礁壁や離れ根などの岩穴や岩陰の
奥などに複数匹で生息しており、他の魚のクリーニングをしている姿が
多く観察されます。
同属近似種の ソリハシコモンエビ ベンテンコモンエビ との違いは、
それらの体に散在する赤褐色の斑点の数が本種は中間的な事や、額角の
色が先端から 赤・白・赤と並ぶ事で本種との区別が出来ます。

ソリハシコモンエビ属は5種類の色彩パターンが確認されておりますが、
棘数等が全て同じな為、学術上は全て同種扱いになっております。
と言う事からも本種は学名があるのに和名が無く ソリハシコモンエビ
ベンテンコモンエビ は、反対に和名があっても学名は無いのが現状です。
今後の研究者の方達のご尽力に期待したいところです。

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