本日はアポゴンマンデイ、テンジクダイ科の生物で紅白色の色彩が少ない中での
本種の報告ですが、何せ極めて浅い水深に生息しており自分はこの1度しか観察が
出来ておりません。
レッドストライプド・カーディナルフィッシュ 学名 Ostorhinchus margaritophorus
スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属
撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-1.5m 大きさ約50mm
英名 Redstriped Cardinalfish
生息域 フィリピン、インドネシア、パプアニューギニア、ソロモン諸島など
沿岸の珊瑚礁域にて水深が 3m以浅の礁湖や礁池に生息している棘の長い
ウニ類や海草の中の大きなイソギンチャク類の近くに隠れるように少数匹の
群れを成して浮遊しております。
体地色は白色にて体側面に赤茶色の縦縞が6本入り、4本目と5本目の縞の間に
鰓蓋以降は細い同色の横縞が複数本入ります。
第1背鰭の前部分の鰭膜は赤色に染まり、先端が黒色に染まります。
撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-1.5m 大きさ約20mm
此方は成魚を観察した同じ場所で約半年後にに観察した幼魚。
おそらく本種の幼魚と思われるのですが、この時には成魚は観察出来ず
その後に図鑑やWeb検索などで本種の幼魚を検索しても確認できません
でしたので、全く異なるテンジクダイ科の幼魚かも知れません。
ご存じの方、ご一報頂ければ幸いです。
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