テッポウイシモチ

テンジクダイ科


撮影 2012年2月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-23m 大きさ約50mm

撮影 2010年12月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-20m 大きさ約50mm

撮影 2013年2月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-22m

本日ビーチビーチの深場を探索すれば必ず会えるテンジクダイ科の生物の報告です。

テッポウイシモチ  学名 Ostorhinchus kiensis (Apogon kiensis)
 スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属
英名 Rifle Cardinalfish
生息域 相模湾以南 ~ 西部太平洋域、東シナ海、インド洋、南アフリカなど

内湾域の砂底や泥砂底にて、少数の群れを成して生息しております。
吻端から眼の上を通り尾鰭の後縁まで、明瞭な黒褐色の縦帯が体側面の中央部に
1本と、背側に平行して細めの縦帯が1本走ります。


フウライイシモチ 学名 O.fasciatus
撮影 2008年10月:パラオ バベルダオブ島 水深-18m 大きさ約50mm
近似種の フウライイシモチ は腹側に13本~15本の短い横帯がある事と、第1背鰭の
条数が本種が6本に対して、7本ある事などで識別が可能です。

テッポウイシモチ の口内保育の姿


撮影 2016年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-24m 大きさ約60mm


産まれてほやほやの頃の卵の色はオレンジ色

しばらくすると薄い黄色の目立たない色彩に変化し

やがて眼がギラギラの姿に成長し、ハッチアウトしてきます。

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