クモガニ属の一種 (オラウータンクラブ)

クモガニ科

撮影 2006年3月:奄美大島北部 水深-9m 大きさ甲長約20mm


撮影 2010年5月:和歌山県串本町 水深-6m 大きさ甲長約20mm


撮影 2013年3月:高知県宿毛市鵜来島 水深-9m 大きさ甲長約20mm


撮影 2011年5月:高知県宿毛市鵜来島 水深-8m 大きさ甲長約20mm

クモガニ属の一種  学名Oncinopus sp
 十脚目 / カニ下目 / クモガニ科 / クモガニ属
英名 OrangHutan Crub
生息域 伊豆半島以南 ~ 琉球列島、西太平洋域など

水深が 5m~30mほどの珊瑚礁域や岩礁域にてミズタマサンゴ類や岩の窪み、
珊瑚片や死珊瑚の裏側などに単独もしくはペアで隠れる様にして生息して
おります。

体全体には珊瑚などに生息する濃茶色の藻を付けており、短い鋏脚や長い歩脚、
内側に湾曲する長い指部など体全体に濃茶色の藻が付いている事から、容姿が
オラウータン に似ており、通称 オラウータンクラブ と呼ばれております。

クモガニ属の1種にて、正式な分類はまだ研究者の方の発表待ちです。

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