オビトウカイスズメダイ

スズメダイ科




撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 水深42m 大きさ約30mm


撮影 2012年9月:高知県大月町柏島 水深55m 大きさ約40mm


撮影 2007年8月:高知県大月町柏島 水深55m 大きさ約80mm

オビトウカイスズメダイ  学名 Chromis okamurai
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属
生息域 伊豆半島東岸、高知県柏島、沖縄諸島久米島、沖縄舟状海盆、台湾など

岩礁域の水深が 135m~175mほどに単独で生息しておりますが、まれに
60m近辺まで上がってきます。
体型は楕円形にて体高が高く大きく側扁しており、眼が著しく大きく背鰭の
棘数は14本。
と言っても、この水深で棘数なんて数えてられませんが。

幼魚の頃は吻端から眼の上を通り背鰭基部の後端にかけてと、背鰭、臀鰭は
黄色にて、下半身は白色でその境目と下半身の中程に不鮮明な黒褐色の太い
縦帯が入り、成長すると共に濃くなっていきます。
成魚では頭部から背鰭基部の後端手前にかけては青緑色がかった白色にて、
吻端から眼の上半分を通り背鰭基部の後端にかけて黒褐色の太い縦帯が入ります。
その直ぐ下側には眼の下半分を通って、尾柄部にかけて輝きの有る白色の
太い縦帯と、胸鰭基部から尾柄部にかけて黒褐色の太い縦帯がそれぞれ入ります。
下半身は銀白色にて、腹鰭と臀鰭は青緑色がかった白色です。
また成魚幼魚ともに尾柄部に黒色の太い横帯状の斑紋が入ります。

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