ホタテエソ

ホタテエソ科



撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 勤崎 水深-40m 大きさ 約60mm



撮影 2012年5月:静岡県沼津市大瀬崎 先端 水深-35m 大きさ 約70mm

ホタテエソ 学名 Pseudotrichonotus altivelis
 ヒメ目 / ホタテエソ科 / ホタテエソ属
生息域 伊豆諸島、相模湾、駿河湾、高知県柏島、東シナ海など。

岩礁域の水深が3m~50mほどにて、岩礁に隣接する傾斜面の砂地や砂底等に
生息しており、体型は細長い円錐形、背鰭と臀鰭の基底部が長いことなどで
他のエソ科の生物とは区別が出来ます。
臀鰭の基部を超えるほど長い腹鰭で体を支え、背鰭をピクピクと動かしながら
静止してるかと思うと突然、パパッ、パッと素早く砂地を移動し時には砂中に
潜り隠れてしまいます。
体地色は半透明の白色にて体側面の中央に眼の後方から尾柄部まで、黄色の
ジグザク模様の縦帯が入り、その上下に水色の短い横帯状の斑紋が散在し、
体側面に赤褐色の太い横帯状の斑紋が複数入ります。

エソとの名前は付いておりますが、一般的に知られているエソ科の生物とは
形状など異なり、1科1属1種の生物です。

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