ツユベラ

ベラ科


雄:撮影 2016年9月:フィリピン ナルスアン島 水深-8m 大きさ約300mm



雌:撮影 2014年8月:高知県大月町柏島 勤崎 水深-12m 大きさ約200mm



幼魚:撮影 2015年5月:和歌山県串本町 住崎 水深-16m 大きさ約30mm


幼魚:撮影 2014年7月:高知県宿毛市鵜来島 ミウランド 水深-12m 大きさ約25mm


幼魚:撮影 2013年9月:高知県大月町柏島 レッドロック 水深-9m 大きさ約35mm

  ツユベラ  学名 Coris gaimard
 スズキ目 / ベラ科 / カンムリベラ属
英名 Gaimard’s wrasse、African Coris など。
生息域 小笠原諸島、沖の鳥島、伊豆諸島、三浦半島、伊豆半島両岸、和歌山県串本、
    高知県柏島、屋久島、琉球列島、南大東島、尖閣諸島、男女群島、台湾、
    東・西・南沙群島、東インド~太平洋(キーリング諸島以東)など。

珊瑚礁域にて水深が 0m~50m、主に10m以浅の礁外縁斜面や水路などの潮通しの
良い所に生息しており、幼魚の頃は根の周辺や潮だまり等で観察されます。
成魚は雌雄共に背鰭の第1棘が伸張しており、雌雄にて体色が異なります。
雄の体地色は濃緑色にて頭部に緑色の不規則な縦帯が入り、体側面の中央辺りに
黄色の横帯が有り、その後方は青色の小さな斑点が散在します。
雌の体色は頭部はピンク色にて緑色の不規則な縦帯が入り、体側面の前半は緑色、
後半は濃緑色にて体側面の全面に渡って青色の小さな斑点が散在します。
幼魚の頃の体色は成魚とは大きく異なり、体地色は赤色にて黒色で縁取られた
太い白色の横帯が複数本入ります。

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