モンツキイシモチ

テンジクダイ科


撮影 2013年1月/6月:フィピン・マクタン島 水深 -5m
 大きさ上と左:約100mm、右:約80mm


撮影 2008年4月:パラオ・コロール島 水深-8m 大きさ約120mm

モンツキイシモチ  学名 Apogonichthyoides melas
 スズキ目 / テンジクダイ科 / カクレテンジクダイ属
英名 Black cardinalfish
生息域 奄美諸島以南 ~ 西部太平洋域など

内湾の珊瑚礁域にて、日中は珊瑚塊や死珊瑚の中や岩陰などに隠れていて、夜に
なると外に出てフラフラリ~っと、のんびりと遊泳しております。
他のテンジクダイ属の種と比較して、背鰭、腹鰭、腹鰭などが高くて大きいのが
特徴、成魚の体地色は全体的に黒褐色ですが、幼魚の頃は太い暗色域と太い
淡色域に分かれていて、ともに第2背鰭と臀鰭の鰭膜に大きな黒色斑があります。

和名の由来は第2背鰭と臀鰭にある黒色斑紋から付けられておりますが、英名は
全身の体色から付けられいる様でして、いつも自分は思うんですが昔つけられた
魚類の和名は品があっていいですね。



幼魚:撮影 2008年4月:パラオ・コロール島 水深-20m 大きさ約20mm
こちらはパラオで観察した幼魚、ナイトダイビングでの観察でした。

スレートのペン先と比べていただけれはわかりやすいと思いますが、このくらいの
大きさでした。
成魚と段違いのかわいさ振りです。

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