オキアカグツ

アカグツ科

本日の生物は以前は毎年3月頃に鵜来島で観察出来てた生物ですが(と言っても自分は
1度しか出会えてませんが)、今はどうなんでしょうね?


オキアカグツ  学名 Halieutaea fitzsimonsi
 アンコウ目 / アカグツ科 / アカグツ属
撮影 2013年3月:鵜来島 水深-32m 大きさ約300mm 
英名 Batfish
生息域 千葉県以南 ~ 九州~パラオ海嶺北部、台湾北東部、南部など。

生息水深は20m~360mとされてますが、ほぼ深い水深に生息していると思われます。
砂底に静止している事が多く、移動する時は大きく発達した胸鰭を用いて這う様に
して泳ぎ、回遊する事はありません。
体形は縦扁しており体盤は円形、腹面はなめらかで口は下側にあります。
背面には大きな棘が多数あり、体色は赤色にて点列よりなる左右対称の帯状の模様が
あります。

今回外観から本種と報告させて頂いておりますが、本来なら腹部の形状を確認しないと
本種と同定出来ません。
アカグツ科の生物を見つけた時は出来るなら腹部の写真撮影もお忘れ無く。

本来であれば、胸鰭を用いて半身立ちの正面姿を撮影したかったんですが、この時は
自分が最初に見つけて皆さんを呼びながら撮影しており、何しろ自分自身は初観察にて
本種の習性が判らず、下手にちょっかいを出して皆さんが撮影する前に逃げられたり
したら申し訳ない事になると思い、砂粒一つ払わずに撮影しました。

滅多に出会う事が無い生物だけに、胸鰭立ちの姿が撮れ無かった事が悔やまれますが
初観察にしてこれだけ様々な角度の撮影が出来たこと自体、幸せと思います。

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