スポットタイプ
撮影 2016年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-3m 大きさ約35mm/40mm
スポットタイプ
撮影 2017年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-3m 大きさ約35mm
ラインタイプ
撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-2m 大きさ約80mm
ミスジテンジクダイ 学名 Ostorhinchus taeniophorus
スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属
英名 Reef-flat cardinalfish
生息域 小笠原諸島、千葉県小湊・館山湾、神奈川県佐島・逗子・葉山、静岡県
伊東・大瀬崎・浮島、黄金崎、和歌山県串本、愛媛県宇和海・愛南、
五島列島、屋久島、口永良部島、奄美大島、慶良間諸島、西表島、台湾、
インド洋~太平洋(ライン諸島まで:ハワイ諸島とオホストラリア沿岸を
除く)など。
内湾の岩礁域や珊瑚礁域にて水深が 0m~15mほど、主に水深が 3mほど
までの浅い水深の礫底や岩礁の窪みや岩棚の穴などに生息しております。
体地色は淡白色にて体側面に3本の太い縦帯が入り、中心の縦帯が尾鰭の
基底で膨らむスポット型タイプと、縦帯が膨らまないラインタイプにと
現時点では区別されておりますが、ミトコンドリアDNAの解析より独立種で
ある可能性が高く、今後の研究結果次第では別種に区別される可能性が
あります。
また眼の上の縦帯が胸鰭の上部付近まで伸び、第1背鰭の各棘は茶褐色にて
その他の各鰭の棘は桃色、全ての各鰭膜は透明色です。
スジイシモチ 学名 O.cookii
撮影 2014年5月:沖縄本島中部 水深-1m 大きさ約80mm
近似種の スジイシモチ は、眼の上の縦帯が臀鰭の上部付近まで伸びる事などで
区別が可能です。
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