コモンウミウシ

イロウミウシ科



撮影 2012年8月:福井県越前町 学校下 水深-9m 大きさ約25mm



撮影 2010年4月:三重県尾鷲市三木浦 ナナコのダボ 水深-16m 大きさ約15mm


撮影 2007年5月:静岡県沼津市大瀬崎 先端 水深-12m 大きさ約25mm

コモンウミウシ 学名 Goniobranchus Sp
 真鰓亜目 / ドーリス下目 / イロウミウシ科 / アデヤカイロウミウシウミウシ属
生息域 三浦半島~九州の太平洋沿岸、新潟県佐渡島~九州の日本海・東シナ海沿岸、
    インド洋~西太平洋域など

岩礁域の浅い水深の砂礫底に生息しております。
背面部は白色にて黄色の斑紋が散在しており、外套膜の周縁は薄紫色で縁取られ
内側には鮮やかな紫色の斑紋が並びます。
触角は軸が白色で褶葉部分は紫色や赤褐色、二次鰓も紫色や赤褐色にて軸や鰓葉の
縁は白色です。


コモンウミウシの1種 学名 Goniobranchus aureopurpureus
撮影 2009年5月:沖縄本島 レッドビーチ 水深-20m 大きさ約25mm
背面部は白色にて黄色の斑紋と淡褐色のが散在しており、触角の褶葉部分と二次鰓は
赤褐色です。
従来は同種と考えられてましたが、近年の研究によって別種との可能性ががあると
されており、別種と確定した場合は本種の和名が提案されて コモンウミウシ
学名の種小名が改められるそうです。

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