ヤライイシモチ

テンジクダイ科


撮影 2015年4月:フィピン・マクタン島 水深 -7m 大きさ約60mm


撮影 写真左 2007年12月:奄美大島 倉崎海岸 水深-12m 大きさ約60mm
   写真右 2007年4月:パラオ コロール島 水深-5m 大きさ約60mm


撮影 2009年12月:高知県大月町柏島 後浜 水深-10m 大きさ約60mm


撮影 写真左 2009年5月:沖縄本島 砂辺 水深-12m 大きさ約80mm
   写真右 2016年1月:バリ島 シークレットビーチ 水深-12m 大きさ約70mm


撮影 2015年1月:フィピン・マクタン島 水深 -16m 大きさ約60mm


幼魚:撮影 2012年4月:フィピン・マクタン島 水深 -3m 大きさ約15mm

ヤライイシモチ 学名 Cheilodipterus quinquelineatus
スズキ目 / テンジクダイ科 / ヤライイシモチ属
英名 Fivelined Cardinalfish
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、静岡県大瀬崎、和歌山県、高知県、愛媛県、
    屋久島、琉球列島、台湾、西沙群島、インド洋~太平洋など。

珊瑚礁域や岩礁域にて水深が 5m~20mほどの珊瑚の陰や岩陰、岩穴奥などに
日中は隠れる様にして生息しており、夜間になると外に出て活動します。
体地色は銀色混じりの白色にて体側面に黒色の縦縞が5本走り、各鰭は透明色。
尾鰭部に広がる黄色の大きな斑紋の中心に瞳より小さい黒色の斑紋が入ります。
また幼魚の頃は小さな群れを成しておりますが、成魚に育つと単体での生息に
変化します。



ナイトカラー
撮影 写真上 2018年1月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-18m 大きさ約50mm
   写真下右左 2015年1月:フィピン・マクタン島 水深-10m 大きさ約60mm
色んな文献や書物、Web等で調べても本種のナイトカラーの事は書かれていませんが、
夜間は背部にメタリック調の蛍光カラーが現れます。
ナイトダイビングで本種を観察した際には是非確認してみてください。


スダレヤライイシモチ 学名 C.intermedius
撮影 2015年4月:フィピン・マクタン島 水深 -7m 大きさ約60mm
近似種の スダレヤライイシモチ は体側面に濃褐色の縦帯と淡褐色の縦帯が
交互に8本入り尾柄部は黄色に染まり中心に黒色の斑紋が入り区別が可能
です。


リュウキュウヤライイシモチ 学名 C.macrodon
撮影 2016年11月:高知県大月町柏島 後浜 水深-10m 大きさ約60mm
近似種の リュウキュウヤライイシモチ は体側面の縦帯が黒色で7本な事や
尾柄部が白色に染まり黒色の斑紋が瞳大である事などで区別が可能です。


カスミヤライイシモチ 学名 C.artus
撮影 2017年2月:フィピン・ナルスアン島 水深-7m 大きさ約60mm
近似種の カスミヤライイシモチ は体側面の縦帯が地色の太さより細い事や
尾柄部黒色に染まる事などで区別が可能です。

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