サビクダリボウズギスモドキ

テンジクダイ科



撮影 2015年1月:フィリピン・マクタン島 水深-30m 大きさ約100mm


撮影 2007年4月:パラオ・ブルーホール 水深-38m 大きさ約50mm 



撮影 2013年6月:フィリピン・マクタン島 水深-36m 大きさ約30mm 

サビクダリボウズギスモドキ 学名 Pseudamia hayashii
 スズキ目 / テンジクダイ科 / ヌメリテンジクダイ属 
英名 hayashi’s cardinalfish
生息域 八丈島、伊豆大島、静岡県富戸、奄美大島、沖縄諸島、宮古島、
    台湾南部、西太平洋、カロリン諸島、サモア諸島、オーストラリア北東岸など。

珊瑚礁域の岩礁、大きな岩穴の奥や洞窟奥の亀裂など、光の届かないところで
単独もしくは少数匹で浮遊しております。
体型は細長にて尾柄部が長く尾鰭が丸みを帯びた菱形で大きく広がります。
体地色は金属光沢の有る暗褐色にて体側面は尾柄部にかけて網目状に濃褐色の
斑紋が入り、第1背鰭と第2背鰭、尾鰭の外縁は暗褐色に染まります。


シマクダリボウズギスモドキ 学名 P.zonata
撮影 2015年1月:フィリピン・マクタン島 水深-30m 大きさ約70mm
近似種の シマクダリボウズギスモドキ は、本種よりは尾鰭が大きく体側面に
3本の幅広い暗褐色の横帯が入る事で区別が可能です。


クダリボウズギスモドキ 学名 P.gracilicauda
撮影 2008年4月:パラオ ブルーホール 水深-35m 大きさ約70mm
同じく近似種のクダリボウズギスモドキ は本種よりは尾鰭が小さく全身に渡って
赤みがかった透明色をしている事で区別が可能です。

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