インコハゼ

ハゼ科

雌;撮影 2012年4月:フィリピン マクタン島 水深-1m 大きさ約40mm 



雌;撮影 2012年12月:フィリピン セブ島の川 水深-1m 大きさ約40mm 


雄;撮影 2007年2月:パラオ バベルダオブ島 水深-3m 大きさ約40mm 

インコハゼ 学名 Exyrias puntang
 スズキ目 / ハゼ科 / インコハゼ属
英名 Puntang goby
生息域 屋久島、琉球列島、台湾南部、上海、サモア諸島、カロリン諸島、
    アンダマン海、スリランカ、西太平洋など

マングローブ域に繋がっている河川河口部から感潮域上流まで、水深が
0m~5mほど広いエリアに生息しており、特にヒルギ類の根元の泥底や
軟泥底に多く見られ底生の甲殻類を食しております。
また生涯のほとんどを、汽水域で過ごします。
体高は高く側偏しており、頭部、並びに眼が大きくて太短な体型にて、
吻部を除く全身が大型の鱗で覆われており、第1背鰭が三角形にて雄は
第3棘が糸状に伸長します。


イトヒキインコハゼ 学名 E.ahihito
撮影 2008年10月:パラオ島 コロール島 水深-20m 大きさ約90mm
近似種の イトヒキインコハゼ は第1背鰭が掌形にて第1棘~第4棘が伸張し
各鰭膜は大きく切れ込み事などで区別が可能です。 


オバケインコハゼ 学名 E.belissimus
撮影 2007年7月:グアム島 カブラスマリーナ 水深-3m 大きさ約100mm
    注:一般的なダイビングポイントではありません。
近似種の オバケインコハゼ は第1背鰭が四角形で第2棘から第5棘が糸状に
少し伸張している事などで区別が可能です。

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