タキゲンロクダイ

チョウチョウウオ科

撮影 2016年6月:高知県大月町柏島 ラスベガス 水深-22m 大きさ約80mm 



撮影 高知県大月町柏島 勤崎 上2015年5月:水深-18m 大きさ約70mm
   下左 2012年9月:水深-30m 大きさ約70mm、
   下右 2017年11月:水深-20m 大きさ約80mm


撮影 2015年6月:和歌山県串本町 備前 水深-16m 大きさ約70mm



幼魚 撮影 2016年6月:高知県大月町柏島 ラスベガス 水深-22m 大きさ約50mm 


幼魚 撮影 2015年5月:高知県大月町柏島 勤崎 水深-18m 大きさ約50mm


幼魚 撮影 2017年11月:高知県大月町柏島 勤崎 水深-20m 大きさ約60mm


幼魚 撮影 2007年1月:和歌山県串本 グラスワールド 水深-16m 大きさ約50mm

タキゲンロクダイ 学名 Coradion altivelis
スズキ目 / チョウチョウウオ科 / タキゲンロクダイ属 
英名 Highfin coralfish
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、千葉県館山湾、駿河湾~九州南岸の太平洋沿岸、
    熊本県天草、種子島、琉球列島、台湾、アンダマン海~西太平洋など。

岩礁域周辺や珊瑚礁域周辺の水深が 3m~30mほどの砂底にて、単独か少数匹の
群れを成して生息しております。
体形は背鰭の基底部が高く三角形に近い体形にて、他のチョウチョウウオ科の種と
比較して背鰭棘数が少なく8棘、反対に軟条数は30~33軟条数とやや多めです。
体地色は白色にて頭部から眼の上を通り鰓蓋下部までと、背鰭の前方基底部からと
背鰭の真ん中辺りから腹部にかけてと、背鰭の後方基底部からと臀鰭にかけての
合計4本の茶褐色の太い横帯が入り、上部は黄色みが強く背鰭前方基底部からと
背鰭の真ん中辺りから腹部にかけて伸びる横帯は腹部で接近するか繋がります。
背鰭棘は黄色、または白色で前方棘が黒色、腹鰭は黒色です。
また幼魚の頃は背鰭後部の軟条部に、白色で縁取られた大きな黒色の眼状斑が
有りますが成長するとともに消滅してしまいます。


キスジゲンロクダイ 学名 C.chrysozonus
撮影 2015年1月:フィリピン マクタン島 水深-8m 大きさ約70mm
近似種の キスジゲンロクダイ は、頭部から眼の上を通る横帯が鰓蓋下部まで届いた
ところから後部に少し延伸する事や、色彩の違いなどから区別が可能です。


ゲンロクダイ 学名 Roa modesta
また他にも近似種の ゲンロクダイ は、体側面の横帯が3本で有り幅広い事などで
区別が可能です。

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