アオムネオトヒメエビ

オトヒメエビ科

タイトル見られて「えっ、バイオレット・ボクサーシュリンプじゃないん?」と
思われた方が多いんじゃないかと思いますが、水族館関係やアクアリスト達からは
アオムネオトヒメエビ」と呼ばれております。


アオムネオトヒメエビ  学名 Stenopus tenuirostris
 十脚目 / オトヒメエビ下目 / オトヒメエビ科 / オトヒメエビ属
撮影 2014年7月:高知県宿毛市鵜来島 水深-33m 大きさ胴長約20mm
英名 Violet BoxerShrimp
生息域 高知県、屋久島 ~ 琉球列島、西部太平洋域など

珊瑚礁域の浅い水深から30mほどにある岩塊の下や小さな穴、窪み、石垣の
切れ目や隙間などに単体、もしくはペアを成して生息しております。
頭胸甲と第1腹節、第3胸脚の一部を除く胸脚は青紫色、第2腹節以降の腹節は
赤色と白色の横帯模様、鋏脚は基部は青紫色にてその他は赤色と白色の横帯
模様です。

本日の生物、色んな海に行ってリクエストすると「この前までは居たんだけどね」
とか、居ても穴の奥深くで撮れないとか、長年、海に潜っていても会えそうで
会えない。そんな自分にご縁の薄い生物です。


撮影 2010年9月:高知県大月町柏島 水深-28m 大きさ胴長約20mm

これがダイビングを始めて10年目にして初めてまともに会えた本種。
チリ混じりで眼にピンがあってないダメ写真ですが、この2回しか会えていない
生物です。

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