幼魚:撮影 2016年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-5m 大きさ約30mm
幼魚:撮影 2015年11月:和歌山県紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-5m 大きさ約40mm
ゴマモンガラ 学名 Balistoides viridescens
フグ目 / モンガラカワハギ科 / モンガラカワハギ属
英名 Titan Triggerfish
生息域 小笠原諸島、三浦半島~鹿児島県の太平洋岸、屋久島、琉球列島、台湾南部、
インド洋~西太平洋域など(ペルシャ湾、オマーン、ハワイ諸島を除く)
珊瑚礁域にて水深が50m以浅の礁湖や礁斜面などに生息しており、幼魚の頃は
潮間帯でも観察されます。
繁殖期には礁混じりの砂底にすり鉢状の巣を作り卵を保護しますが、卵を守る
為に大きな相手にも突進して立ち向かい人間にも噛みつく事もあるほど注意が
必要です。
成魚の体地色は白色にて眼野下から口元にかけて黄色、眼から後方株にかけて
太い黒色の斜帯が入り、その後方の体側面は黒色で白色の斜線の菱形模様にて
尾柄部は白色、各鰭の外縁は黒色で縁取られる事などが特徴です。
幼魚の頃は体側面の上半分が白色にて不規則な黒色の帯模様が入り、下半分は
薄黄色にて黒色の斑点が散在します。
幼魚は キヘリモンガラ の幼魚に似ますが、本種は眼から伸びる斜帯が胸鰭の
基部にまで達する事や、体側面後方の帯模様が臀鰭まで達する事などで区別が
可能です。
撮影 2015年9月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約400mm
参考までに成魚の画像も掲載しておきますが、光の届いていないダメダメ画像で
申し訳ございません。
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