ブリックス・カーディナルフィッシュ

テンジクダイ科


撮影 2014年9月:フィリピン・セブ島 水深-45m 大きさ約40mm



撮影 2015年4月:フィリピン・セブ島 水深-45m 大きさ約40mm

ブリックス・カーディナルフィッシュ 学名 Ostorhinchus blyX
 スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属
英名 Bryx cardinalfish
生息域 アンダマン海、フィリピン、オーストラリア、インドネシア、
    インド洋~西太平洋域など。

内湾の珊瑚礁域にて水深が 14m~155mの砂泥底や泥底にて小数匹の群れを
成して生息しております。
体地色は半透明色にて吻端から眼の上を通り尾鰭の後縁まで明瞭な黒褐色の
縦帯が体側面の中央部に1本と、背側に平行して細めの縦帯が1本、上下には
白色の縦線がそれぞれ走り、尾柄部には小さな黒色斑紋が入ります。
第1背鰭の棘数が 6本にて国内にて観察される テッポウイシモチ に非常に似て
おりますが、生息域の違いや生物学的解析より別種とされております。


テッポウイシモチ 学名 O.kiensis
撮影 2012年2月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-23m 大きさ約50mm


フウライイシモチ 学名 O.fasciatus
撮影 2008年10月:パラオ バベルダオブ島 水深-18m 大きさ約50mm
他にも近似種の フウライイシモチ は腹側に13本~15本の短い横帯がある事や、
第1背鰭の棘数が上の 2種が6本に対して、7本ある事などで識別が可能です。

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