ミスジアカヒレイシモチ

テンジクダイ科


幼魚:撮影 2008年4月:パラオ・コロール島 水深-16m 大きさ約15mm


幼魚:撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約30mm


撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約100mm


撮影 2015年9月:フィリピン・マクタン島 水深-8m 大きさ約100mm

ミスジアカヒレイシモチ  学名 Pristicon trimaculatus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / アカヒレイシモチ属 
英名 Threespot cardinalfish
生息域 高知県、琉球列島、台湾南部、香港、西沙群島、カロリン諸島、
    マーシャル諸島、オーストラリア北岸・西岸、紅海、アフリカ東岸、
    西インド洋~西太平洋など。

珊瑚礁域の水深が 1m~35mほどの珊瑚礁の割れ目や岩穴、亀裂などの中に日中は
隠れていて、夜になると外に出て浮遊しております。
体地色は薄茶色にて鰓蓋上に明瞭な黒色の斑紋が入り、第1背鰭の基部の下側に1本、
第2背鰭の基部の下側に2本のそれぞれ黒色の鞍掛状の斑紋が入り、尾柄部にも黒色の
小さな斑紋が入ります。

近似種の フタスジアカヒレイシモチ P.rhodopterus は鰓蓋上に斑紋が入らない事や、
第2背鰭の基部下側に入る鞍掛状斑紋は1本である事などから区別が可能です。


撮影 2014年1月:フィリピン・マクタン島 水深-8m 大きさ約120mm 
こちらは体地色が薄茶色では無くて白色のタイプ。
特に寝起きでも無くなぜ白色なのかは判りませんが、老成魚でしょうかね。

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