撮影 2008年10月:パラオ 忠洋丸となり 水深-10m 大きさ胴長約20mm
撮影 2008年4月:パラオ バベルダオブ島 水深-22m 大きさ胴長約20mm
撮影 2013年1月:フィリピン マクタン島 水深-12m 大きさ胴長約20mm
ソリハシコモンエビ 学名 Urocaridella Sp
十脚目 / コエビ下目 / テナガエビ科 / ソリハシコモンエビ属
生息域 八丈島、伊豆半島~琉球列島、フィリピン、インドネシア、パラオ、
オーストラリア北西部、インド洋~西太平洋域など
珊瑚礁域や岩礁域の水深が 5m以深の礁壁や離れ根などの岩穴や岩陰の
奥などに複数匹で生息しており、他の魚のクリーニングをしている姿が
多く観察されます。
同属近似種の クリアクリーナーシュリンプ と ベンテンコモンエビ との
違いは、それらの体に散在する赤褐色の斑点の数が多く、本種は少ない
事や、各歩脚の先端が白色な事などで本種との同定が可能です。
ソリハシコモンエビ属は5種類の色彩パターンが確認されておりますが、
棘数等が全て同じな為、学術上は全て同種扱いになっております。
と言う事からも本種とベンテンコモンエビ は、和名があっても学名は無く
反対に クリアクリーナーシュリンプ は学名が有るのに和名が有りません。
今後の研究者の方達のご尽力に期待したいところです。
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