バンデット・トードフィッシュ

ガマアンコウ科

2011年に初めてマクタン島のナイトダイビングで観察して以来、マクタン島に行くと
毎回必ず一度は観察していた大好きな生物のひとつです。
残念ながら日本国内では未観察種と思われ、和名が付いていないのが惜しいところです。


バンデット・トードフィッシュ  学名 Halophyme diemensis
 ガマアンコウ目 / ガマアンコウ科 / ハロピュリネ属

撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-12m 大きさ約70mm
英名 Banded Toadfish
生息域 東アンダマン海~パプアニューギニア、北東部オーストラリアなど。



撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約60mm

水深が20m位までの珊瑚礁域沿岸から汽水域にかけて単独で生息しており、日中は岩穴の
奥や岩陰の奥などに隠れる様にしていて夜になると活動します。
顔面、及び、頭部から胸鰭まではかけては皮弁が数多く散在し、胸鰭から尾鰭にかけて
体側線上に皮弁が並びます。
また体地色は薄茶色にて、濃茶色の太い横帯状の斑紋が並びます。


ナイトカラー
  撮影 2013年1月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約80mm

本種の場合、日中は岩穴の奥や岩陰の奥などに隠れる様に生息しているせいか、昼も夜も
色彩はあまり変わりません。

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