クチナシツノザヤウミウシ

フジタウミウシ科



クチナシツノザヤウミウシ   学名 Thecacera sp.
 真鰓亜目 / ドーリス下目 / フジタウミウシ科 / ミズタマウミウシ属

撮影 2012年12月:フィリピン・マクタン 水深-50m 大きさ約10mm
生息域 伊豆半島以南 ~ 九州、西部太平洋域など

水深が20m~50mの砂底や礫砂底に生息しており、成長すると50mmほどに
達します。
4本の指状突起は同属他種と比較すると太くて短く、体地色は半透明の乳白色から
半透明の薄紫色にて、全身に橙色の短くて細い縦線が無数に入ります。
また指状突起は中程までは体地色と同色にて、中程から先端は暗紫色に染まります。

和名の「クチナシ」は、本種がクチナシの実の乾燥させた物に似てることから
付けられたらしいです。

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