バンダイシモチ

テンジクダイ科


撮影 2014年9月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約50mm


撮影 2015年4月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約60mm


撮影 2016年9月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約40mm


撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約40mm


撮影 2007年12月:奄美大島 倉崎海岸 水深-8m 大きさ約50mm


幼魚:撮影 2009年1月:パラオ・コロール島 水深-8m 大きさ約30mm

バンダイシモチ 学名 Nectamia bandanensis
スズキ目 / テンジクダイ科 / ナミダテンジクダイ属
英名 Banda cardinalfish
生息域 小笠原諸島父島、屋久島、琉球列島、台湾南部、香港、西沙群島、
    西太平洋(カリマン島~ニューギニア島:オーストラリア沿岸除く)、
    サモア諸島など

沿岸の珊瑚礁域にて、水深 5~12m位にに生息しており、日中は岩穴奥深くや
岩陰などに隠れていますが、夜になるとふら~ふら~っとした感じで水底近くを
浮遊しております。
体高は高く体の大きさに対して眼は著しく大きく、眼から斜め下後方に暗褐色の
三角形の太い帯が入り、体地色は灰白色にて体側面に太さの異なる淡い暗褐色の
細い横帯が複数入り不明瞭な暗色の幅広の横帯が入ります。
また尾柄部には灰白色にて明瞭な黒色の幅広の
帯が入ります。


マルチバード カーディナルフィッシュ 学名 N.luxuria
撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-10m 大きさ約50mm
近似種の マルチバード カーディナルフィッシュ は体色は本種とほとんど同じ
ですが、第2背鰭と臀鰭、尾鰭が黄色く縁取られる事で区別が可能です。


ナミダテンジクダイ  学名 N.savayensis
撮影 2014年1月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約70mm
近似種の ナミダテンジクダイ は体側面に淡い暗褐色の太い横帯が複数入り、
尾柄部に淡い暗褐色の太い帯が入ることで区別が可能です。


ホソスジナミダテンジクダイ  学名 N.fusca
撮影 2013年6月:フィリピン・マクタン島 水深-1m 大きさ60mm
近似種のホソスジナミダテンジクダイ は眼から斜め下後方に入る帯が細い
ことや、体側面に淡い暗褐色の細い横帯が複数入り、尾柄部に黒色の太い
帯が入ることなどで区別が可能です。
また生息水深が他の種に比べて水深が 1m以浅と非常に浅い水深に生息して
おります。              


ブレスレット カーディナルフィッシュ 学名 N.viria
幼魚 撮影 2017年2月:フィリピン ナルスアン島 水深-5m 大きさ約30mm
近似種の ブレスレット カーディナルフィッシュ は尾柄部が白色に染まり中央に
幅広い黒色の横帯が入る事で区別が可能です。

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