アカホシキンセンイシモチ

テンジクダイ科



撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約50mm


撮影 2016年9月:フィリピン・マクタン島 水深-8m 大きさ約40mm


撮影 2012年12月:フィリピン・マクタン 水深-8m 大きさ約40mm


幼魚 撮影 2013年6月:フィリピン・マクタン 水深-8m 大きさ約20mm

アカホシキンセンイシモチ 学名 Ostorhinchus rubrimacula
スズキ目 / テンジクダイ科 / テンジクダイ属
英名 Orangespot Cardinalfish
生息域 トカラ列島中之島、伊江島、宮古島、西表島、台湾南部、
    西太平洋(紅海を含む、フィジー諸島、アラビア海)など

内湾の珊瑚礁域の水深が10mぐらいまでの礁池や礁原にて小数匹の群れを形成し、
日中は珊瑚の陰や岩穴の陰などに隠れる様に生息しており、夜間になると外に出て
浮遊しております。
体地色は白っぽい銀色にて、体側面に金色みががった橙色の細い縦縞が入り、
尾柄部に赤橙色円斑紋が有りますが不鮮明な個体も見られます。
近似種の キンセンイシモチ や、スジオテンジクダイ と比較して小型であり、
それらが体側面の白色の縦帯が細くて黄色の縦帯が太い事とは反対に、白色の縦帯が
太くて黄色の縦帯が著しく細い等の違いが有ります。


キンセンイシモチ  学名 O.properuptu
撮影 2009年6月:高知県大月町柏島 後浜 水深 -10m 大きさ約70mm
近似種の キンセンイシモチ は、吻端から眼を通って伸びる金色みがかった橙色の
太い縦縞が尾鰭の点前で途切れる事や、一番下の白色の縦帯が明確な破線状になる
こと等で本種との区別が可能です。


スジオテンジクダイ  学名O.holotaenia
撮影 2016年6月:高知県大月町柏島 後浜 水深 -20m 大きさ約70mm
近似種の スジオテンジクダイ は、吻端から眼を通って伸びる金色みがかった橙色の
太い縦縞が尾鰭の後端まで達する事や、一番下の白色の縦帯が顎部の辺りが点線状に
なる事などで区別が可能です。

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