タイワンマトイシモチの幼魚

テンジクダイ科

本日のアポゴンマンディは、かなりレアなテンジ君です。



幼魚:撮影 2016年10月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-21m 大きさ約15mm

タイワンマトイシモチの幼魚 学名 Foa fo ( 旧Apogonichthys fo )
スズキ目 / テンジクダイ科 / タイワンマトイシモチ属
英名 Fo Cardinalfish、Weedy Cardinalfish など
生息域 静岡県下田、三重県英虞湾、和歌山県白浜、屋久島、琉球列島、
     ~ 台湾南部、紅海を含む西インド洋、西部~中央太平域(ラパ島まで)など

内湾域の浅い水深、砂泥底やアマモ場周辺の岩陰や海藻類に隠れるようにして
生息しております。
体高は高く体型はよく側偏しており、成魚の体地色は全身が茶褐色にて全身に
渡って白色の小斑が散在しており、尾柄部の尾鰭の付け根の上下端と真ん中に
やや大きめな白色の小斑が入る事などが特徴です。
また幼魚の頃の体地色は透明色にて太い茶褐色の横帯が3本入ります。


幼魚:撮影 2006年6月:パラオ・バベルダオブ島 水深 -12m 大きさ約30mm


幼魚:撮影 2007年2月:パラオ・バベルダオブ島 水深 -10m 大きさ約30mm


幼魚:撮影 2007年2月:パラオ・バベルダオブ島 水深 -12m 大きさ約20mm


幼魚:撮影 2016年1月:インドネシア・バリ島 水深 -8m 大きさ約20mm


成魚:撮影 2015年1月:フィリピン・マクタン島 水深 -12m 大きさ約30mm

色んな国で観察しておりますが、どこの国でも1度しか観察してなくて自分の中では
スーパーレアなテンジ君。
まさか内浦ビーチで観察出来るとは!!
嬉しかったです。

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