クロホシイシモチ

テンジクダイ科


撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 勤崎 水深-6m 大きさ約70mm


撮影 2007年6月:静岡県沼津市大瀬崎 先端 水深-9m 大きさ約70mm


撮影 2014年7月:三重県尾鷲市三木浦 ナナコノダボ 水深-8m 大きさ約70mm


幼魚:撮影 2009年2月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-9m 大きさ約30mm



幼魚:撮影 2013年8月:島根県隠岐諸島島後 大黒 水深-8m 大きさ約20mm


ナイトカラー
撮影 2008年1月:和歌山県紀伊大島須江 白野 水深-8m 大きさ約60mm

クロホシイシモチ 学名 Ostorhinchus notatus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / スジイシモチ属
英名 Spotnape cardinalfish、Blackspotted cardinalfish など。
生息域 伊豆大島、八丈島、千葉県館山湾~屋久島の太平洋沿岸、愛媛県
    宇和海、九州北岸・西岸、琉球列島、済州島、台湾東北部・南部、
    フィリピン諸島、パラオ諸島、ニューカレドニアなど。

沿岸の岩礁域て水深が 0m~20mほど、主に比較的浅い水深にて普段は
少数から多数の群れを成して生息しております。
体地色は淡茶色から明黄茶色にて、吻端から眼の上を通り鰓蓋まで縦帯が
入り、鰓蓋の上方に黒色の眼状斑紋が入ります。






産卵行動
撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 勤崎 水深-6m 大きさ約70mm

地域によって若干の時期はずれるものの、日本の沿岸に生息してるものは
6月頃~9月頃にかけての産卵期に 2匹がペアになって群れを離れ岩礁などに
縄張りを作ります。
そして雄が雌の腹部をつついて産卵を促し、雌が産卵すると雄がその卵を
口に加えて育てていきます。




産まれた頃の卵の色は赤色ですが生長とともに透明色へと変化していき、
今回の写真では眼が見え始めております。


ネンブツダイ  学名 O.semilineatus
撮影 2009年6月:和歌山県紀伊大島須江 ナギザキ 水深-10m 大きさ約70mm
近似種の ネンブツダイ は鰓蓋の上方に黒色の眼状斑紋が無く、
吻端から背部の第2背鰭基底部の中ほどあたりまで縦帯が入る事などで
区別が可能です。

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