クロユリハゼ

当観察報告では毎週月曜日はアポゴンマンデイと称してテンジクダイ科の種の
報告をしておりましたが、とうとう撮影ストックが50種を切ってしまいました。
ところが毎週土曜日のハゼ科やウミウシ類の未報告の画像ストックはまだまだ
300種以上残っております。
と言うことで、今後は月曜日はテンジクダイ科だけで無くハゼ科やウミウシ類の
報告もさせて頂こうと思います。




撮影 2016年7月:和歌山県串本町 備前 水深-16m 大きさ約70mm


撮影 2007年10月:グアム島 ガンビーチ 水深-6m 大きさ約70mm
クロユリハゼ 学名 Ptereleotris evides
 スズキ目 / クロユリハゼ科 / クロユリハゼ属
英名 Twotone Dartfish
生息域 小笠原諸島、八丈島、千葉県勝浦~屋久島の太平洋沿岸、トカラ列島、
    琉球列島、台湾南部、南沙群島、インド洋~太平洋域(紅海を含み、
    オーストラル諸島まで:ハワイ諸島を除く)など

内湾の岩礁域や珊瑚礁域にて、水深が 3m~20mほどの礁外縁や礁斜面、
ガレ場などの砂底や砂礫底にて、中層を単独もしくはペアでホバリングや
遊泳しています。
体色は頭部から背鰭の前端と臀鰭の前端を結ぶラインまでは淡青白色にて、
それより後方は暗色、背鰭と臀鰭は黒色で縁取られた暗色にて、尾鰭は
真ん中が湾入しており上下が黒色に染まります。

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