テンクロスジギンポ

イソギンポ科


撮影 2016年2月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-5m 大きさ約50mm



撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 水深-9m 大きさ約50mm 


 撮影 2010年4月:和歌山県串本町 串本ダイビングパーク前ビーチ
                     水深-5m 大きさ約50mm

テンクロスジギンポ  学名 Plagiotremus tapeinosoma
 スズキ目 / イソギンポ科 / テンクロスジギンポ属  
英名 Piano fangblenny
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、千葉県以南の南日本、屋久島、琉球列島、
            台湾南部、インド洋~太平洋の熱帯域~温帯域など

岩礁域や珊瑚礁域の浅い水深に生息しており、ほぼ遊泳してますが危険を
感じると巣穴としているイバラカンザシが居なくなった棲管に逃げ込みます。
体型は細長く、体地色は白色にて体側面の中央に黒色の斑紋が重なり並んだ様な
太い帯が走ります。
また遊泳しながら他の魚の鱗や鰭をかじりとって餌としてます。

近似種のミナミギンポは体側面の中央の黒帯が斑紋状では無い事や、腹部に
黒色の縦帯が本種には入らず、ミナミギンポには入る事などで識別が可能です。


ミナミギンポ P.rhinorhynchos
撮影 2016年2月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-5m 大きさ約50mm

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