キシマハナダイ

ハタ科

この時の幼魚の撮影には初日3本潜って撮れず、翌日にやっと撮れました。
潜水時間220分目にやっと撮れたので感動モノでした。



幼魚 / 撮影 2008年3月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-10m 大きさ約35mm 


幼魚 / 撮影 2016年7月:紀伊大島須江 ナギザキ 水深-38m 大きさ約35mm





雄 / 撮影 2012年~2014年:紀伊大島須江 ナギザキ 水深-33m~40m 大きさ約80mm 



雌 / 撮影 2010年、2012年:紀伊大島須江 ナギザキ 水深-33m~40m 大きさ約60mm
キシマハナダイ  学名 Tosanoides filavofasciatus
 スズキ目 / ハタ科 / イトヒキハナダイ属
生息域 伊豆大島、相模湾、和歌山県、沖縄舟状海盆、トンガ海嶺など
 
岩礁域や珊瑚礁域の水深が40m ~ 60m位のやや深めのドロップオフ壁面や、傾斜面等で
雄を中心にして複数匹の群れでハーレムを形成し生息しております。
雄の体色は薄桃色にて、体側面には濃桃色で縁取られた黄色の複数の太い縦帯が入り、
背鰭、臀鰭、尾鰭は黄色と明水色の縞模様を築いており、国内で見られるハナダイの中で
もっとも艶やかな色彩をしております。

幼魚から雌の体色は全体が薄桃色にて、白色、黄色、赤茶色が組み合わさる腹鰭と臀鰭が
特長にて、幼魚が雌へと成長し、その中から一匹が雄へと変わりハーレムを築き上げます。

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