セグロチョウチョウウオ

チョウチョウウオ科


撮影 2014年5月:沖縄本島 真栄田岬 水深-1m 大きさ約150mm



幼魚:撮影 2010年8月:和歌山県串本町 串本DPボート桟橋 水深-4m 大きさ約25mm

セグロチョウチョウウオ 学名 Chaetodon ephippium
 スズキ目 / チョウチョウウオ科 / チョウチョウウオ属  
英名 Saddle butterflyfish
生息域 小笠原諸島、八丈島、千葉県実入(幼魚)、和歌山県串本、高知県柏島、
    屋久島、琉球列島、南大東島、尖閣諸島、台湾、東・西・南沙群島、
    東インド洋~太平洋(イースター島を除く)など。

内湾性の岩礁域や珊瑚礁域にて水深が 0m~30mほど、主に15m以浅にて
潮通しの良く珊瑚類が豊富なところで単独もしくはペア、少数匹の群れなどで
生息しており、幼魚の頃は単独でタイドプールの様な極めて浅い水深でも
観察が出来ます。
成魚は背鰭後端の軟条が伸長し、体地色は薄黄色にて体側面の後方に大きな
黒色域が有り、その前方から下方向にかけて白色の太い帯が入り後方は赤色の
横帯が入ります。
また吻端から顎部は橙色に染まり、腹部には水色の縦帯が複数本入ります。
幼魚の頃は頭頂部から眼の上を通り顎下まで黒色の太い横帯が入りますが、
生長とともに消失します。

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