クレナイヤドカリテッポウエビ

テッポウエビ科

クレナイヤドカリテッポウエビ 学名 Aretopsis aegyptiaca
 十脚目 / コエビ下目 / テッポウエビ科 / ヤドカリテッポウエビ属
撮影 2017年9月:フィリピン マクタン島 水深-8m 大きさ約30mm
生息域 高知県、琉球列島、ベトナム、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、
    マーシャル諸島、南シナ海、太平洋など

珊瑚礁域や岩礁域に生息するヤドカリ類の貝殻の中に生息しており、ヤドカリの
排泄物や食べ残した物などを食しております。
体地色は光沢のある茶褐色にて、頭胸甲から原節を通り尾節まで幅広い白色の
縦帯が入り、頭胸甲の歩脚側と尾扇の先端も白色に染まります。
鋏脚の大きさは左右で異なり左側が大きく、外側は光沢のある茶褐色にて内側は
白色、各歩脚は半透明の黄色です。





本種は貝殻から外に出る事もあり、文献によると貝殻の中に入る時は鋏脚で殻の
入り口をトントンとノックするそうですが、今回の撮影時ではなかなか殻の中に
入れず、ヤドカリからは嫌がられて居る様に思えました。

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