スミツキアトヒキテンジクダイ

テンジクダイ科



撮影 2014年4月:沖縄本島 レッドビーチ 水深-12m 大きさ約60mm/約70mm




撮影 2011年10月:沖縄本島 謝名瀬 水-深18m 大きさ約60mm/約70mm



撮影 2008年11月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-10m 大きさ約70mm

スミツキアトヒキテンジクダイ 学名 Taeniamia kagoshimanus
 スズキ目 / テンジクダイ科 / アトヒキテンジクダイ属
英名 Narrowlined Cardinalfish 
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、静岡県大瀬崎、和歌山県串本町、愛媛県愛南町、
    宮崎県南郷町、大隈半島、種子島、屋久島、琉球列島、台湾東北部・南部、
    インド洋~西太平洋(紅海とペルシャ湾を含む)、カロリン諸島、
    マーシャル諸島、サモア諸島など

珊瑚礁域の水深が 1m~20mほど、主に浅い水深の波の穏やかな礁池や
礁原、礁外縁などのサンゴ類の枝間やソフトコーラルなどの陰や間際に
群れを成して生息しております。
体色は全身に渡って明茶色にて尾柄部に黒褐色の斑紋が入り、鰓蓋の
上部後方に濃赤色か暗色の斑紋が入りますが不鮮明な個体も多い為、
臀鰭の軟条数が16~18である事などで同定が可能です。


アトヒキテンジクダイ  学名 T.macroptera
撮影 2008年4月:パラオ コロール島 水深-10m 大きさ約80mm
近似種の アトヒキテンジクダイ は、尾柄部に黒色の大きな斑紋が入りますが
不鮮明な個体も多い為、臀鰭の軟条数が 13~15である事や鰓蓋の上部後方に
斑紋が入らない事などが特徴です。


フタホシアトヒキテンジクダイ 学名 T.biguttata
撮影 2013年6月:フィリピン・マクタン島 水深-8m 大きさ約60mm
他にも近似種の フタホシアトヒキテンジクダイ は、鰓蓋後方の上部と尾柄部に
大きな黒色の斑紋が入り眼から下方向に太い黒色の横帯が入る事などが特徴です。


クロオビアトヒキテンジクダイ 学名 T.zosterophora
撮影 2016年1月:インドネシア バリ ムンジャンガン島 水深-8m 大きさ約80mm
同属の クロオビアトヒキテンジクダイ は、体地色は銀白色にて、吻端から眼に
かけて黒色の太い縦帯が入り、眼の後方に赤色の横線が2本、体側面の中央に
黒色の太い横帯が入ります


ブラックスポット カーディナルフィッシュ 学名 Archamia melasma
撮影 2017年9月:フィリピン・マクタン島 水深-3m 大きさ約60mm
他にも近似種の ブラックスポット カーディナルフィッシュ は、鰓蓋の上部に
大きな黒色の斑紋が入り、眼から下方向に太い黒色の横帯が入るなどが特徴です。

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