ヒレフリサンカクハゼ

ハゼ科

撮影 2017年2月:フィリピン・ナルスアン島 水深-12m 大きさ約40mm


撮影 2013年1月:フィリピン・マクタン島 水深-12m 大きさ約35mm


撮影 2011年2月:フィリピン・マクタン島 水深-8m 大きさ約35mm


写真左 撮影 2006年3月:奄美大島 北部 水深-5m 大きさ約40mm
写真右 撮影 2005年10月:シパダン島 ドロップオフ 水深-20m 大きさ約40mm


写真左 撮影 2007年1月:パラオ バベルダオブ島 水深-8m 大きさ約40mm
写真右 撮影 2004年10月:西表島  水深-12m 大きさ約40mm


撮影 2007年2月:パラオ バベルダオブ島 水深-8m 大きさ約20mm

ヒレフリサンカクハゼ  学名 Fusigobius signipinnis
 スズキ目 / ハゼ科 / サンカクハゼ属
英名 Signalfin Goby
生息域 屋久島、琉球列島、西太平洋域など

内湾の珊瑚礁域にて水深が30m以浅の礁原や礁斜面、礁棚などにて、砂だまりや
死珊瑚片混じりの砂底、砂泥底などに棲息しており、移動時には第1背鰭を前後に
動かせています。
体地色は白っぽい透明色にて、体側面に黒色の大きな斑紋が複数並び、茶褐色の
小斑点が散在しております。

また三角形型の第1背鰭は先端部は暗色に染まりその直ぐ下に赤色の斑紋が入る
事や眼の虹彩が赤褐色である事、下顎が上顎よりも前に出ていること等で同属の
他種との区別が可能です。


セホシサンカクハゼ  学名 F.duospilus
撮影 2010年12月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-12m 大きさ約50mm
近似種の セホシサンカクハゼ は第1背鰭が三角形で1本の黒色の垂線と黒色斑紋が
ある事などで区別が可能です。


カペラサンカクハゼ  学名 F.pallidus
撮影 2017年1月:フィリピン・ナルスアン島 水深-12m 大きさ約50mm
近似種の カペラサンカクハゼ は第1背鰭が三角形で青黒色の斑紋がある事や全身に
渡って黄色の小斑紋が散在する事などで区別が可能です。


ハタタテサンカクハゼ  学名 F.inframaculatus
撮影 2006年10月:パラオ・コロール島 水深-20m 大きさ約60mm
近似種の ハタタテサンカクハゼ は第1背鰭の第1棘が糸状に伸張している事などで
本種との区別が可能です。

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