ホウセキカサゴ

フサカサゴ科


ホウセキカサゴ  学名 Rhinopias eschmeyeril
 スズキ目 / カサゴ亜目 / フサカサゴ科 / ボロカサゴ属
撮影 2014年8月:高知県大月町柏島 後浜 水深-16m 大きさ約150mm
英名 Eschmeyer’s scorpionfish
生息域 千葉県館山湾、和歌山県南部堺、高知県柏島、ベトナナム、オーストラリア東岸、
    モーリシャス諸島、レユニオン島、セーシェル島など。

水深が18m~55mほど、主に20m~30mの岩礁域近くの砂底や礁砂底、
礫砂底などにて海草やソフトコーラルの周辺に生息しております。
体高は高く著しく側扁しており、顎に一対の皮弁が有って側線より
背側の体側には皮弁は無い事、背鰭の棘間の鰭膜は切り込まないこと
等が特徴です。
体地色は全身に渡って橙色や紫色、淡桃色、薄茶色など様々な色彩が
有ります。


ボロカサゴ  学名 R.frondosa
撮影 2012年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-16m 大きさ約150mm
近似種の ボロカサゴ は、顎下の皮弁が 4対~12対ある事や背側の体側に皮弁が
有る事、背鰭の棘間の鰭膜は切り込むこと等で区別が可能です。

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