モンスズメダイの幼魚

スズメダイ科

本日は内浦ビーチではレアなスズメダイの観察報告です。


撮影 2008年11月:紀伊大島須江 内浦ビーチ 水深-4m 大きさ約25mm 


撮影 2017年2月:フィリピン・マクタン島 水深-5m 大きさ約30mm



撮影 2017年2月:フィリピン・ナルスアン島 水深-5m 大きさ約30mm

モンスズメダイの幼魚  学名 Chrysiptera xanthurus
 スズキ目 / スズメダイ科 / スズメダイ属
英名 Pale-tail Chromis
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、千葉県以南の太平洋岸 ~ 沖縄列島、
インド洋、西部太平洋域など。

岩礁域や珊瑚礁域の水深が10m~40mぐらいの潮通しの良いところに生息しております。
体地色は白銀色にて鰓蓋に2本の黒色の横帯が入り、背鰭と臀鰭の後縁が黒色に染まり、
成魚の尾鰭は白色ですが地域によっっては黒色のタイプも見られていて、これらは別種との
可能性も有り、研究者の方達のご尽力に期待するところです。
幼魚の頃の体地色は青色みがかった銀色から白銀色にて、背鰭の後端に黄色の斑紋が入り、
尾鰭の二葉は黄色ですが、こちらも地域によっては体地色が青色のタイプがみられ別種の
可能性があります。

また成魚の色彩は タカサゴスズメダイ に似てますが、タカサゴスズメダイ は体地色が
黄色みがかっている事や尾鰭後端に黒色斑紋が入る事などで、識別が可能です。

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