スズメダイ科の生物の写真撮影は自分の中では戦い。
隠れているところからパッと飛び出してきた時の全鰭全開姿が撮れるまで何枚も
何枚も撮影します。
ネズスズメダイの幼魚 学名 Chrysiptera glauca
スズキ目 / スズメダイ科 / ルリスズメダイ属
撮影 2012年9月:串本 串本DP前ビーチ 水深50cm 大きさ30mmぐらい
英名 Gray demoiselle
生息域 和歌山県以南 ~ 琉球列島、西部太平洋域、インド洋域など
珊瑚礁域にて水深が 2m位までの浅い水深の礁池や、タイドプール等に生息して
おります。
幼魚の頃の体地色は青灰色にて、吻端から眼の上を通って背鰭の基底あたりまで
蛍光色の青色の斜走帯が入りますが、成長するにつれ消滅していきます。
成魚は更に青灰色も薄くなって行きますので、とても地味な単色の色彩になります。
本種を観察するのは、満潮時に限ります。
なので、当時の自分は夏の終わり頃から初秋の季節に串本ダイビングパークを
訪れた時に、偶然にも満潮が重なっていれば、自分は一緒に潜る他の人達より早く
準備してダイビング前に観察するか、ダイビングの休憩時間に観察してました。
ただ生息している水深が浅くダイバーがエントリーする通り道だけに、ダイバーが
多くエントリーすると、歩くだけで濁ってしまって撮影が困難になります。
もっともそんな位置で寝そべって撮影している自分は、多くのダイバーの歩行の
邪魔になって迷惑を掛けていますので、そんなに文句は言えません
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