ヒメテングハギ

ニザダイ科

ヒメテングハギ 学名 Naso annulatus
 スズキ目 / ニザダイ科 / テングハギ属
幼魚;撮影 2012年9月:和歌山県串本町 串本DP前 水深-3m 大きさ約40mm
英名 Whitemargin unicornfish
生息域 小笠原諸島、八丈島(幼魚)、神奈川県三浦半島、小田原早川、
    伊豆半島東・西岸、高知県柏島、屋久島、琉球列島、南大東島、
    台湾、東沙群島、インド洋~太平洋(イースター島を除く)、
    クリッパートン島、ココ島など。

岩礁域や珊瑚礁域にて水深が 1m~60mほど、成魚は礁外縁の斜面や
ドロップオフの中層などで遊泳しており、幼魚や若魚の頃は内湾の
浅い水深に生息しております。
頭部に角の様に伸びる突起が有り、老成するほど長くなります。
体色は濃灰色にて腹部が白みがかり、成魚の尾鰭の後部が菊の花びら
の様な模様をしています。
幼魚の頃の体色は淡黄土色から濃灰色にて腹部が白みがかり、眼が
猫の様に太い黒色の横帯が入り、尾柄部に太い白色の横帯が入る事
などで同属の他種との区別が可能です。
近似種の テングハギ は体側面に黒色の小斑点が複数列並ぶ事や、
尾鰭の後縁が白色で縁取られていない事などで区別が可能です。

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