ゴマハギ

ニザダイ科


幼魚:撮影 2016年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-5m 大きさ約35mm



幼魚:撮影 2015年4月:フィリピン ナルスアン島 水深66m 大きさ約30mm


幼魚:撮影 2011年2月:フィリピン マクタン島 水深-5m 大きさ約30mm 


幼魚:撮影 2013年1月:フィリピン マクタン島 水深-5m 大きさ約25mm 


幼魚:撮影 2015年8月:高知県大月町柏島 後浜 水深-4m 大きさ約40mm 

ゴマハギ 学名 Zebrasoma scopas
 スズキ目 / ニザダイ科 / ヒレナガハギ属
英名 Twotone tang、Brushtail tang など
生息域 小笠原諸島、八丈島、静岡県富戸、和歌山県串本、高知県柏島、屋久島、
    琉球列島、尖閣諸島、台湾南部、東・南沙群島、インド洋~太平洋(紅海、
    ハワイ諸島、ジョンストン島、ウェーク島、マルケサス諸島を除く)

珊瑚礁域や岩礁域の水深が 1m~60mほど、主に浅い水深の礁原や礁斜面、
礁池などに単独もしくは複数匹で棲息しており、幼魚の頃はより浅い水深の
枝サンゴ類の枝の間に隠れる様に単独で見られます。
体地色は茶褐色にて、体の前半は白っぽく後半が濃い色彩にて、尾柄部に
ある棘部は白色です。
幼魚の頃は全身に暗褐色の細かい横縞模様がありますが、成魚になるにつれ
不鮮明になってしまいます。
成魚になると全身がゴマ模様になる事が、和名の起源の様です。


ゴマハギ の幼魚

キイロハギの幼魚
本種の黄変個体では キイロハギ の幼魚と区別が困難ですが、本種の幼魚の虹彩は
暗色であることに対して 近似種の キイロハギ の眼の虹彩は黄色いことで識別が
可能です。

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