ツインスポット コムトゥースブレニー

イソギンポ科



撮影 2012年4月:フィリピン マクタン島 水深-5m 大きさ約30mm



撮影 2017年2月:フィリピン ナルスアン島 水深-8m 大きさ約30mm

ツインスポット コムトゥースブレニー 学名 Ecsenius bimaculatus
 スズキ目 / イソギンポ科 / ニラミギンポ属
英名 Twinspot combtoothblenny
生息域 フィリピン、ボルネオ島北部など

珊瑚礁域の水深が 1m~15mほどにて、潮通しの良い礁平原や礁斜面などの
岩肌や岩壁、珊瑚の上などに生息しております。
体地色は茶褐色にて、吻端から眼の下側を超えて身体の真ん中あたり迄は白色、
黒い眼には2本の白色の細縦線が入り、その内の下側の細線は体側線上に身体の
中程まで伸びており、すぐ上には眼の後部から胸鰭の基部の上部あたりまで
黒色の太い縦帯が走ります。
また複部には 2つの大きな黒色斑紋が有る事が学名や英名の由来になっており、
本種との同定を可能にする特徴のひとつです。

フィリピンとボルネオ島の北部ぐらいでしか観察がされていない、ギンポの
小型種にて一見、ヒトスジギンポに似ておりますが、複部に 2つの黒色斑紋が
有る事などで区別が可能です。


ヒトスジギンポ  学名 E.lineatus
撮影 2014年5月:高知県宿毛市鵜来島 水深-9m 大きさ約40mm
近似種の ヒトスジギンポ は、体側面の中央辺りに黒色の斑紋が縦帯状に入る
事などで区別が可能です。

コメント