セホシサンカクハゼ

ハゼ科


撮影 2010年12月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-13m 大きさ約50mm



撮影 2008年1月~2009年12月:全て和歌山県紀伊大島須江 内浦


婚姻色:撮影 2008年1月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-13m 大きさ約50mm


撮影 左:高知県大月町柏島 ラスベガス 水深-20m 大きさ約40mm
   右:高知県大月町柏島 後浜 水深-16m 大きさ約50mm

セホシサンカクハゼ 学名 Fusigobius duospilus
 スズキ目 / ハゼ科 / サンカクハゼ属
英名 Twospot sandgoby
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、静岡県富戸・大瀬崎・浮島、和歌山県串本・南部、
    愛媛県愛南、高知県柏島、屋久島、琉球列島、台湾蘭嶼島、東。南沙群島、
    インド洋~太平洋(マルケサス諸島まで)

内湾の湾口から中程、水深が10m~20mほどの珊瑚礁域の礁外縁や崖下の砂溜まりの
礫砂底や礁砂底などに生息しております。
体地色は半透明色にて口から顎にかけて茶褐色の斜帯状の斑紋が入り、体側面には
茶褐色の大小の斑紋や斑点が散在します。
第1背鰭は三角形にて黒色の垂線と黒色の斑紋が入り、尾鰭の基底部に黒色の三角形の
斑紋が入ること等が特徴です。


ヒレフリサンカクハゼ  学名 F.signipinnis
撮影 2017年2月:フィリピン・ナルスアン島 水深-12m 大きさ約40mm
近似種の ヒレフリサンカクハゼ は第1背鰭は先端部は暗色に染まりその直ぐ下に
赤色の斑紋が入る事や眼の虹彩が赤褐色である事などで区別が可能です。


カペラサンカクハゼ  学名 F.pallidus
撮影 2017年1月:フィリピン・ナルスアン島 水深-12m 大きさ約50mm
近似種の カペラサンカクハゼ は第1背鰭が三角形で青黒色の斑紋がある事や全身に
渡って黄色の小斑紋が散在する事などで区別が可能です。


ハタタテサンカクハゼ  学名 F.inframaculatus
撮影 2006年10月:パラオ・コロール島 水深-20m 大きさ約60mm
近似種の ハタタテサンカクハゼ は第1背鰭の第1棘が糸状に伸張している事などで
本種との区別が可能です。

コメント