メラネシアン・アンティアス

ハタ科


撮影 2017年2月: フィリピン・マクタン島 水深-9m 大きさ約120mm


撮影 2012年4月: フィリピン・マクタン島 水深-10m 大きさ約120mm



ナイトカラー:撮影 2017年2月: フィリピン・マクタン島 水深-12m 大きさ約60mm

メラネシアン・アンティアス  学名 Pseudanthias huchtii
 スズキ目 / ハタ科 / ナガハナダイ属
英名 Melanesian anthias、Redcheek Basslet など
生息域 フィリピン、パラオ、インドネシアなど、西部太平洋域、インド洋など。

珊瑚礁域の礁棚上や礁壁の水深が 5m~20mほどにて、雄を中心とした小さな群れを
成して生息しております。
雄の体地色は薄く緑がかった黄色にて、眼の下から胸鰭基底にかけて下後方に走る
橙色の太い帯があり、胸鰭の軟条部に赤色斑があります。
背鰭の第3棘が伸長しており、背鰭や臀鰭、尾鰭等は白色の細線にて縁取られ、その
直ぐ内側、各鰭の軟条部の半分ほどは薄めの鈍い赤色にて、腹鰭は前半分が赤色で
後半分は白色です。

本種はミクロネシア地方、とくにフィリピンでは広い地域で観察が可能で、日本で
例えれば キンギョハナダイ のミクロネシア版といった感じです。
それ故、自分も含めて珍しいのに意外と皆さん取り忘れてしまうのかと思います。
色んなところで観察できるせいか英名も沢山あって、とりあえず有名どころの名前を
2つだけ書かせていただきました。

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