ニシキブダイ

幼魚：撮影　2017年10月：和歌山県紀伊大島須江 内浦　水深-4ｍ　大きさ約35ｍｍ　

幼魚：撮影　2016年8月：和歌山県串本町 串本DP前　水深-6ｍ　大きさ約15ｍｍ

ニシキブダイ　学名 Scarus prasiognathos
　スズキ目 / ブダイ科 / アオブダイ属　
英名　Singapore parrotfish、Greenthroat Parrotfish など。
生息域　八丈島(幼魚)、相模湾(幼魚)、和歌山県串本(幼魚)、高知県柏島(幼魚)、
　　　　屋久島、琉球列島、尖閣諸島、台湾、香港、南沙群島、タイランド湾、
　　　　フィリピン諸島～カリマンタン島、スラウェシ島周辺、大スンダ列島北岸、
　　　　マレー半島西岸、ビスマルク諸島、パラオ、フィジー諸島、東インド洋
　　　　(キーリング諸島以東)、モルジブ諸島など。

珊瑚礁域の水深が 1ｍ～25ｍほどの礁原や礁外縁の礁斜面やドロップオフなどで
群れを成して生息しており、幼魚の頃は磯だまりやタイドプールなどでも観察が
出来ます。
成魚の体高はやや高く頭部は丸みを帯びており、雄の尾鰭の上葉と下葉は伸張し
体色は体側面は緑色にて頭部は明黄緑色にて鼻先と顎部は明青緑色です。
雌型の体地色は茶褐色にて体側面の後半に小さな白色は斑紋が散在します。
幼魚の頃の体地色は茶褐色にて白色の縦帯と横帯が格子状に入り、生長とともに
茶褐色域が広がっていきます。