ヤマブキベラ

ベラ科


(婚姻色)撮影 2014年4月:沖縄本島中部 水深-5m 大きさ約120mm


(雄)撮影 2014年4月:沖縄本島中部 水深-5m 大きさ約120mm


(若魚)撮影 2016年6月:和歌山県串本町 水深-16m 大きさ約50mm

ヤマブキベラの若魚  学名 Thalassoma lutescens
 スズキ目 / ベラ科 / ニシキベラ属
英名 Sunset Wrasse
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、千葉県館山湾~鹿児島県錦江湾の太平洋沿岸、
    長崎県、屋久島、琉球列島、済州島、台湾、香港む、海南島、タイ、
    インド洋~太平洋( ライン諸島以東・ハワイ諸島を除く )など

岩礁域や珊瑚礁域の浅い水深に遊泳しながら生息しており、幼魚の頃は潮間帯や
潮だまりでも観察できます。
雄の頭部は黄緑色の地色に赤桃色の太い帯が複雑な模様で入り、体側面の胸鰭
以降は青色にて尾柄部にかけて黄緑色に変化していき、橙色の細い横線が密に
入りますが、求愛時は地色は黄色に変色します。
雌の体地色は黄色味の強い黄緑色にて頭部に橙色の太い帯が複雑な模様で入り、
胸鰭以降には橙色の細い横線が密に入ります。
また夜間には岩塊や珊瑚の隙間や陰で眠っております。

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