ブチススキベラ

ベラ科

幼魚;撮影 2015年8月:高知県大月町柏島 ラスベガス 水深-5m 大きさ約15mm


幼魚;撮影 2014年11月:高知県大月町柏島 勤崎 水深-6m 大きさ約15mm




幼魚;撮影 2012年5月:和歌山県串本町 串本DP前 水深-3m 大きさ約30mm



幼魚;撮影 2013年4月:和歌山県串本町 串本DP前 水深-3m 大きさ約40mm

ブチススキベラ 学名 anampses caeruleopunctatus
 スズキ目 / ベラ科 / ススキベラ属
英名 Bluespotted Warasse
生息域 小笠原諸島、硫黄島、伊豆諸島、千葉県館山湾(幼魚)、和歌山県串本、
    高知県柏島、愛媛県内海湾、長崎県野母・男女群島、鹿児島県笠沙、
    屋久島、琉球列島、尖閣諸島、南大東島、台湾南部、東・南沙群島、
    香港、タイランド湾、インド洋~太平洋(ハワイ諸島を除く)

岩礁域や珊瑚礁域にて水深 3m~30mほどの礁原や礁外縁に生息していて、、
幼魚の頃は礁湖や礁池などの浅い水深の海底付近で、ヒラヒラと波に漂い
木の葉が舞う様に泳いでおり、危険がせまると素早く泳いだりもします。
成魚の雄の体地色は青色から青緑色にて、体側面の真ん中よりやや前部に
黄緑色の太い横帯が入りますが、希に横帯が入らない個体も観察されます。
雄の成魚の体色は雄と異なり、体側面と尾鰭に青白色の小斑紋が並びます。

幼魚の頃は動き方同様に体色も白色や茶色、緑色、黒色など海藻片に似せた
色彩をしていて、これらは全て擬態をしていると考えられており、いつも
木の葉が風で舞ってるような動きで一瞬も停止しない為、非常に撮影が
困難な種のひとつです。

まぁとにかくヒラヒラ~、クルクル~、ヘラヘラ~と不規則な動き方で
動きっぱなしの生物です。
30分間ぐらいかけてやっとピントが合って20カットぐらい撮影しても、
使える写真は1~2枚と非常に撮影時間を取られてしまう生物、まだ水深が
浅いだけに頑張れますが、これで水深が深ければまずチャレンジしないと
思います。

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