撮影 2017年2月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-16m 大きさ約100mm
幼魚;撮影 2015年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-22m 大きさ約30mm
テンス 学名 Iniistius dea
スズキ目 / ベラ科 / テンス属
英名 Blackspot razorfish、Faintbarred Razorffish など
生息域 小笠原諸島、伊豆諸島、千葉県館山湾~九州南岸の太平洋沿岸、大阪湾、
新潟県~九州西岸の日本海沿岸・東シナ海沿岸、口永良部島、奄美大島、
沖縄本島、朝鮮半島南岸、済州島、台湾、広東省、東沙群島、海南島、
ベトナム、ジャカルタ、オーストラリア北西岸・北東岸・東岸など。
沿岸の岩礁域や珊瑚礁域近くの砂底に生息しており、水底近くをヒラヒラと
遊泳しており、脅威を感じると砂底に潜り隠れます。
体高は高く側扁しており、背鰭第1棘~第2棘が伸張し先端は尖ります。
体地色は白色にて体側面に赤褐色や茶褐色の幅広の横帯が4本入り、体側面の
背側に黒色の斑紋が入りますが、不鮮明な個体も観察されます。
テンス 学名 I.pavo
撮影 2013年9月:高知県大月町柏島 勤崎 水深-42m 大きさ約100mm
近似種の ホシテンス は背鰭の第1棘~第2棘の先端が旗状な事や、
成魚では眼の下に入る帯が斜め後方に入る事などで区別が可能です。
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