アクタウオの幼魚

アクタウオ科



アクタウオの幼魚 学名 Lactarius lactarius
 スズキ目 / アクタウオ科 / アクタウオ属
撮影 2017年2月:フィリピン マクタン島 水深-9m 大きさ約30mm 
英名 False Trevalliy
生息域 台湾、ペルシャ湾、インド洋~西太平洋など。

沿岸の岩礁域や珊瑚礁域にて水深が15m~100mほどで小数匹から多数匹の
群れを成して生息しており、汽水域でも観察されます。
成魚の体地色は銀灰色にて、背側は光沢のある青色で腹部は銀白色、鰓蓋の
上部に暗色の斑点が入り、各鰭は淡黄色をおびています。
幼魚の頃の体地色は銀白色にて頭部と背側は黒褐色にて、腹部に黒褐色の太い
縦帯が入ります。
本種はアジ科魚類と似た形態を持ちますが、臀鰭に遊離棘は無く側線上に稜鱗
(ぜいご)も無い事より 1科1属1種のアクタウオ科となっております。



今回観察したのは ミナミゴンズイの幼魚 の群れ、通称ゴンズイ玉の上部にて
ゴンズイ玉の中に入ったり飛び出たりと、幼魚の色彩は ミナミゴンズイの幼魚
擬態して居るのかなと思いました。
あくまでも自分個人の感想ですけど。

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