キリンミノ

フサカサゴ科

撮影 2013年9月:高知県大月町柏島 竜浜 水深-10m 大きさ約80mm



撮影 2017年7月:高知県大月町柏島 後浜 水深-12m 大きさ約80mm


撮影 2011年2月:フィリピン マクタン島 水深-5m 大きさ約60mm


撮影 2010年9月:和歌山県串本町 串本DP前 水深-5m 大きさ約80mm


撮影 2009年12月:高知県大月町柏島 後浜 水深-9m 大きさ約80mm


撮影 2005年11月:高知県大月町柏島 後浜 水深-7m 大きさ 約40mm



撮影 2012年10月:和歌山県紀伊大島須江 内浦 水深-5m 大きさ約20mm

キリンミノ 学名 Dendrochirus zebra
 スズキ目 / カサゴ亜目 / フサカサゴ科 / ヒメヤマノカミ属
英名 Zebra turkeyfish、Zebra Lionfish など
生息域 小笠原諸島、八丈島、千葉県館山湾、神奈川県三浦半島、三重県九鬼湾、
    和歌山県串本、高知県柏島、宮崎県、屋久島、トカラ列島北部、伊江島、
    宮古諸島、済州島、台湾東北部・南部・澎湖諸島、海南島、西沙群島、
    インド洋~西太平洋(紅海を除く)、マーシャル諸島、サモア諸島など。

岩礁域や珊瑚礁域にて水深が 0m~115m、主に3m~60mほどの岩礁や
珊瑚礁の根の側面、サンゴやカイメン類の側面や下、ガレ場、転石帯等で
単独で生息しております。
成魚は胸鰭上部の鰭膜に切れ込みが無く扇状である事や、眼の上の皮弁が
長い事、尾柄部にTの文字型の模様がある事などが特徴です
また幼魚の頃は胸鰭の棘が鰭膜より伸張しており、同属の他種に非常に
似ております。
尚、本種も他のヒメヤマノカミ属の種と同様に、各鰭の棘には毒腺があり
刺されると非常に痛みますので、触れない様に注意が必用です。


シマヒメヤマノカミ 学名 D.brachypterus
撮影 2011年2月:フィリピン マクタン島 水深-7m 大きさ約70mm
近似種の シマヒメヤマノカミ は胸鰭が太い横縞模様で第2背鰭、尾鰭と
臀鰭が短い横帯の組み合わせ模様である事などで区別が可能です。


ネッタイミノカサゴ 学名 Pteropterus antennata
撮影 2017年2月:フィリピン マクタン島 水深-6m 大きさ約70mm
また近似種の ネッタイミノカサゴ は胸鰭の鰭条が糸状に長く伸びていて、
鰭膜が鰭条の先端まで達しない事や、尾柄部の模様がTの文字型の模様では
無く横縞模様である事などで区別が可能です。

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