幼魚:撮影 2012年3月:佐渡島 琴浦 水深-5m 大きさ約15mm
幼魚:撮影 2011年4月:富山県 滑川海岸 水深-5m 大きさ約15mm
吸着している海草の裏側から見ると吸盤状の腹鰭が科確認できます。
抱卵姿:撮影 2012年3月:佐渡島 琴浦 水深-50cm 大きさ約400mm
抱卵中の姿で胸鰭で海水をかき混ぜて新鮮な海水を与えております。
非常に浅い水深の穴奥にいますので、波に揺られてゴツゴツとタンクか岩壁に
当たる音やガリガリと波で転がる石などの音が入ってます。
ホテイウオ 学名 Aptocyclus ventricosus
スズキ目 / カサゴ亜目 / ダンゴウオ科 / ホテイウオ属
生息域 北海道全沿岸、青森県~島根県隠岐の日本海沿岸、大和碓、対馬、
青森県~千葉県銚子の太平洋沿岸、千島列島北部、カムチャッカ半島
全沿岸、ベーリング海海西部、ブリティッシュ・コロンビア州沿岸など。
普段は水深 100m~1700mに生息しておりますが、産卵期の12月~3月頃に浅海の
岩礁域で産卵し、産卵後は雄が卵を孵化するまで守り、孵化した幼魚は浅い水深に
とどまりますが成長とともに沖合に移動していきます。
体は柔軟にて皮膚は円滑ですべすべしており、第1背鰭は皮膚下に埋没して腹鰭は
吸盤状になっていて岩や海草などに吸着しております。
体色は白地に黒褐色や暗褐色の不規則な斑紋が入る個体や、薄茶色地に暗褐色の
斑点や筋模様が入る個体、緑地に暗褐色の斑点が入るなど多彩です。
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