キンチャクガ二

オウギガニ科


撮影 2008年6月:高知県大月町柏島 後浜 水深-6m 大きさ甲長約10mm



撮影 2009年12月:高知県大月町柏島 後浜 水深-7m 大きさ甲長約10mm



撮影 2016年6月:高知県大月町柏島 後浜 水深-7m 大きさ甲長約10mm

キンチャクガ二 学名 Lybia tessellata
 十脚目 / カニ下目 / オウギガニ科 / キンチャクガニ属
英名 Boxer crabs、pom-pom crabs など
生息域 伊豆諸島、和歌山県、高知県、琉球列島、東南アジア、紅海、インド洋、
太平洋域など。

珊瑚礁域や岩礁域にて水深が 2m~10mほどの砂混じりの転石の下や
サンゴ瓦礫の下などに隠れ住んでおります。
本種の鋏脚は十脚目に多い幅広い鋏では無く、8本から9本の棘が付いた
指を持つ形状にて常にカニハサミイソギンチャクを持ち、それを振り
かざす事で魚類などの捕食者より身を守ります。
甲面は黒色で縁取りされた赤褐色と淡褐色の斑紋が並び、鋏脚と各歩脚は
赤みがかった半透明の地色に黒色の横帯が入り、各横帯の間には白色の
斑点が散在します。

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